「庭の草がのびてしまって、見るたびに気が重い」
「年末に一度だけでいいから、家じゅうをきれいにしたい」
「病院の待ち時間が長くて、そばに誰かいてくれたら安心なのに」
ヘルパーにそうお願いして、「すみません、それは介護保険ではできないんです」と言われた経験はありませんか。断られると、お願いした側も気まずくなってしまい、それきり言い出せなくなってしまう。そんな声をよくうかがいます。
けれども、できないのは「介護保険という枠のなか」だけです。そのご希望そのものが叶わない、という意味ではありません。
「それはできません」と断られやすいこと
訪問介護は、ご本人が住み慣れたご自宅で暮らし続けられるように支えるための制度です。名古屋市も、生活援助(調理・洗濯・掃除・買い物の代行など)が使えるのは、要介護の高齢の方だけの世帯など一定の制限があると案内しています。
そのため、次のようなご希望はお受けできないことがほとんどです。
- 庭の草むしり、庭木の手入れ、植木への水やり
- ペットのお世話、散歩
- 大掃除、床のワックスがけ、電球の交換のような高いところの作業、家具の移動
- ご家族の分のお食事づくり、ご家族のお部屋の掃除やお洗濯
- ご本人が一緒に出かけない、届け物や代理での手続き
- 趣味のお出かけ、お墓参り、お買い物を一緒に楽しむこと
- 来客の応対、金銭や貴重品のお預かり

断られるのは「わがまま」だからではありません
お断りしている理由は、大きく3つに分けられます。
1つめは、ご本人以外のための行為だから。介護保険は、ご本人の暮らしを支える保険です。ご家族の分の家事は、その目的から外れてしまいます。
2つめは、しなくてもその日の暮らしに支障が出ない行為だから。草むしりや大掃除は、たしかに必要なことですが、今日しなければ食事や排せつに困る、というものではありません。
3つめは、ヘルパーが行ってはいけない行為だから。名古屋市も「ヘルパーには医療行為は頼めない」とはっきり書いています。体調やお薬のことは、かかりつけのお医者さんや訪問看護にご相談ください。
つまり、お断りしているのはご希望の中身が悪いからではなく、使う制度がちがうというだけのことなのです。
保険では頼めない。でも、自費なら承れます
厚生労働省は平成30年9月28日の通知で、訪問介護と保険外(自費)のサービスを組み合わせて提供してよいと、はっきり示しました。通知のなかでは、保険外で提供できるものの例として、次のようなことが挙げられています。
- 草むしり、ペットのお世話
- 趣味の活動へのお付き添い
- 病院の中での付き添い(介護保険の対象にならない部分)
- ご家族のお部屋の掃除、ご家族のお買い物
ご自宅で暮らし続けるために本当に必要なのは、保険で決められた「できることの一覧」ではなく、その方の暮らしがまわることです。足りないところを自費で埋めるという選び方は、国も想定している、まっとうな方法です。

組み合わせるときに、事業所が守るべきルール
ただし、同じ通知は、事業所が守らなければならないことも細かく決めています。ご利用になる側が知っておくと、安心して頼めます。
- 別の事業だと、文書で説明して同意をいただく。保険のサービスとは別物であること、内容・時間・料金を書いたものをお渡しし、ご納得いただいてから始めます。
- 保険と自費を、同時に一体で行ってはいけない。たとえば、ご本人の分とご家族の分のお料理を同時に作ることはできません。時間をきちんと分けます。
- 自費の時間は、介護保険の提供時間に含めない。料金も、介護保険の利用料とは別にご請求します。
- 担当のケアマネジャーに報告する。契約の前後に、内容と提供時間をお伝えします。
- 切り替わるタイミングを、その場で丁寧にお伝えする。通知は、判断する力が弱くなっている場合にも配慮するよう求めています。
ですから正しい形は、「ここまでが介護保険のお時間です」「ここからは自費のお時間になります」と、そのつどお声かけすること。もし説明のないまま費用だけを求められるようなことがあれば、遠慮なくお尋ねください。

訪問介護 いっぽ にご相談ください
「保険では頼めないと言われたこと」を、そのまま教えてください。介護保険でできること・自費で承れること・別の窓口をご案内した方がよいことを、分けてご説明します。ご相談だけでもかまいません。
いっぽは、名古屋市 中川区・港区・中村区と、海部郡 大治町にお伺いしています。訪問介護、居宅介護、重度訪問介護、移動支援、介護予防・総合事業、そして自費のサービスをご用意しています。中国語を話せるヘルパーが在籍していますので、日本語でのやりとりに不安のある方もご相談ください。
お電話 052-756-3099(受付 月〜金 9:00〜17:00)/FAX 052-756-3110
サービスのご提供は毎日 7:00〜21:00、緊急時は24時間ご連絡をお受けしています。
出典・参考
- 厚生労働省 介護保険サービスと保険外サービスを組み合わせて提供する場合の取扱いについて(平成30年9月28日)
- 名古屋市 訪問介護・予防専門型訪問サービス(NAGOYAかいごネット)
- 名古屋市 利用できるサービス(介護・障害情報提供システム)
本記事は上記の公表資料をもとに、訪問介護 いっぽが要約・編集したものです。制度の詳細や最新の内容は、必ず各実施機関の発表をご確認ください。
「院子里的草长得太高,每次看到都心情沉重」
「哪怕一年一次也好,想在年底把家里彻底打扫一遍」
「在医院等候的时间太长,如果有人陪在身边就安心了」
您是否曾这样拜托过护理员,却被告知「很抱歉,这个用介护保险是做不了的」?被拒绝之后,提出请求的一方也会觉得尴尬,从此再也说不出口。我们经常听到这样的心声。
但是,做不了的只是「介护保险这个框架之内」而已,并不代表您的这份愿望无法实现。
容易被拒绝的请求
上门护理(访问介护)是一项帮助本人能够继续在熟悉的家中生活的制度。名古屋市也说明,生活援助(做饭、洗衣、打扫、代购等)的使用有一定的条件限制,例如仅限于家中只有需要照护的高龄者的家庭等。
因此,以下这些请求大多无法承接。
- 拔院子里的草、修剪庭院树木、给花草浇水
- 照顾宠物、遛狗
- 大扫除、给地板打蜡、换灯泡等高处作业、搬动家具
- 为家属做饭、打扫家属的房间、为家属洗衣
- 本人不同行的送东西、代为办理手续
- 兴趣爱好的外出、扫墓、一同享受购物的乐趣
- 接待来客、保管现金和贵重物品

被拒绝并不是因为您的要求过分
无法承接的理由,大致可以分为三点。
第一,因为那是为本人以外的人所做的事。介护保险是支持本人生活的保险。为家属所做的家务,超出了这个目的。
第二,因为即使不做,当天的生活也不会受到影响。拔草和大扫除确实是必要的事,但并不是今天不做就会影响吃饭或如厕的事情。
第三,因为那是护理员不可以做的行为。名古屋市也明确写道「不能请护理员做医疗行为」。关于身体状况和药物的事情,请咨询您的主治医生或上门护士。
也就是说,我们之所以拒绝,并不是因为您的请求内容不好,只是因为需要使用的制度不同而已。
保险内做不了,但自费可以承接
日本厚生劳动省在平成30年(2018年)9月28日的通知中明确表示,上门护理与保险外(自费)服务可以组合起来提供。该通知中列举了可以由保险外服务提供的例子,例如:
- 拔草、照顾宠物
- 陪同参加兴趣爱好的活动
- 在医院内的陪同(介护保险不涵盖的部分)
- 打扫家属的房间、为家属购物
为了能继续在家中生活,真正需要的并不是保险规定的「可以做的事情清单」,而是让这个人的生活能够正常运转。用自费来填补不足的部分,是国家也已经设想到的、正当的做法。

组合使用时,服务机构必须遵守的规则
不过,同一份通知也详细规定了服务机构必须遵守的事项。使用服务的一方了解这些内容,就能更放心地提出请求。
- 必须用书面说明这是另一项事业,并取得同意。我们会交付写明与保险服务不同、以及内容、时间、费用的书面材料,在您理解认可之后才开始。
- 不可以把保险内与自费的服务同时一体化地进行。例如,不可以把本人的饭菜和家属的饭菜一起做。必须把时间明确分开。
- 自费的时间不计入介护保险的服务提供时间。费用也与介护保险的使用费分开请求。
- 向负责的介护支援专门员(照护经理)报告。在签约前后,告知服务内容与提供时间。
- 当场仔细说明切换的时间点。通知要求,即使在判断能力有所下降的情况下,也要给予充分的照顾。
所以正确的做法是,每一次都开口告知:「到这里为止是介护保险的时间」「从这里开始是自费的时间」。如果遇到没有任何说明就被要求付费的情况,请不要客气,尽管询问。

欢迎咨询上门护理「一步(いっぽ)」
请把「被告知保险内无法承接的事情」原原本本地告诉我们。我们会分开为您说明:介护保险可以做的事、自费可以承接的事、以及建议您咨询其他窗口的事。只是咨询也完全可以。
「一步」为名古屋市中川区、港区、中村区,以及海部郡大治町的居民提供上门服务。我们提供访问介护、居宅介护、重度访问介护、移动支援、介护预防・综合事业,以及自费服务。我们有会说中文的护理员在职,对使用日语沟通感到不安的朋友也请放心咨询。
电话 052-756-3099(受理时间 周一至周五 9:00〜17:00)/传真 052-756-3110
服务提供时间为每天 7:00〜21:00,紧急情况下24小时接受联络。
参考资料
- 厚生労働省 介護保険サービスと保険外サービスを組み合わせて提供する場合の取扱いについて(平成30年9月28日)
- 名古屋市 訪問介護・予防専門型訪問サービス(NAGOYAかいごネット)
- 名古屋市 利用できるサービス(介護・障害情報提供システム)
本文由访问护理“Ippo”根据上述公开资料整理编写。有关制度的详细及最新内容,请务必查阅各主管机构的正式发布。

